Sewing Machine:Singer SI-05 垂直釜下糸のミシン
5年ばかり使っていたミシンが調子が悪くなってしまったので、新しいものに先日ようやく買い替えました。買い替えの際どれがいいものかものすご~く悩んだので何度もお店を行ったり来たり・・・。ネットのクチコミを見たりして、ああでもない、こうでもない。もともとそれほどのへヴィーユーザーではないけれど、背が低いので何かと直しをしなければならない服も多く、やっぱりミシンはないと困る。 最初4万円くらいの予算で簡単なコンピューターミシンをそろそろ買おうかな~と考えていたのですがどれを見ても「ピン」と来ない。それが、ひょんなことから、ぜーんぜん考えていなかった”このミシン”に「ピン!」と来て、一瞬で気持ちが定まってしまいました。シンガーミシンのSI-05、14800円也。決め手は写真の垂直釜の下糸です。懐かしい~。このタイプもまだ売っていたんだ! 見た目も相当にシンプルです。縫う時の音も、昔懐かしい感じのカタンカタンという音がします。お店では、下糸の釜のないことにも気づかず、何の気なしにフリーアームになる部分をパカっと外してみたのです。すると・・・最初の写真で分かるように内側の側面に何やら扉がもうひとつ。開けてびっくり!うわぁ、垂直釜の下糸!ドキドキ、ワクワク。 なんとなく子供の頃の、実家の母のミシンを使っていた時の記憶がよみがえり垂直釜の下糸に戻りたい、、、という気持ちになりました。ひょっとしたらあのミシンもシンガーだったのかもしれないなぁ。直線縫いしかできなかったけれど壊れたことなんてなかったし、作業台と一体型だったのも昔のミシンは良かったです。フリーアームも確かに便利だけど平らな面が多い方がずっと使いやすい、と思います。実際、母のミシンを使っていた頃の方が服とか、いろいろ作ったものです。10代の頃のお話。欲しくても売ってないもの、あるいは欲しいけど高くて買えなかったもの(笑)などなど。 さて、昔話はこのくらいにして、と。上糸を置く位置もちょっとユニークです。台と糸巻きの間に挟む、クッションの役目をするフェルトもちゃんとついていました。そういえば、昔のミシンにもあったなぁ。ほんのちょっとしたことにいちいち感動する私。 縫い目のパターンは本当に必要最低限。ですが、これ、正面のダイアルと右手のダイアルで、かなりフレキシブルというか無制限に、自由